
背骨は頚椎から仙椎まで椎骨と椎間板がつながって出来ています。
椎間板は軟骨で出来ていますが、その構造は繊維輪という硬い軟骨の囲いの中に、柔らかい隋核という軟骨が入っおり、ちょうどタイヤのゴムと空気のようにクッションの役目をし重力を四方に分散させています。その隋核が繊維輪を破って飛び出した状態が椎間板ヘルニアです。
椎間板ヘルニアは頚椎にも腰椎にも出来ますが、上半身を支える腰椎、特にL4-5、L5-S1間によく出来ます。椎間板ヘルニアがある時、一般的にはその椎間板は変性(老化現象)を起こしています。(椎間板が変性すると、椎間板の弾力がなく傷つきやすくなります。同じ箇所を何度も傷めたり、治ってもまた痛くなります。老化し脆くなった椎間板内髄核が出っ張り神経根を圧迫します。
| 急性期(激痛のとき) | ①安静・・・痛みが強いときには最も良い治療法です。 ②鎮痛剤(内服、座薬)、筋弛緩剤、ステロイド剤 ③注射・・・仙骨硬膜外ブロック、選択的神経ブロック、椎間板内ステロイド注射 ④コルセット・・・痛みで立つこともままならないときはコルセットを装着することで腹腔内圧が高まり体幹を維持できます。 |
| 亜急性期、慢性期(我慢できる痛み) | ④コルセット・・・痛みが強い時だけ付けるのが正しい使い方です。 ⑤運動療法・・・ウオーキング、ストレッチ、筋力訓練、水中歩行、腰に負担のかからない泳法。 ⑥物理療法・・・牽引療法、温熱療法、水治療法 ⑦鎮痛剤・・・痛みが強い時 |